会長挨拶

 ご挨拶

 皆様におかれましては時下ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。また、日頃より岐阜県臨床工学技士会の活動と運営に、ご理解とご支援・ご協力を賜り、心より御礼申し上げます。
この度、2022年6月12日(日)に行われました第15回一般社団法人岐阜県臨床工学技士会総会において、第8期役員として理事14名・監事3名が承認されました。今期より、拝命いたしました医療法人社団大誠会 松岡内科クリニックの小林恭子と申します。会長という大役を仰せつかり、光栄に思うとともに、この歴史ある技士会の舵取りの任の大きさに身が引き締まる思いです。まだまだ若輩者ですが、私なりに精一杯務めさせていただきます。これからの技士会が組織として大きく前進できることを目指し役員全体で、様々な問題や課題に取り組んでいく所存です。近年は臨床工学技士を取り巻く医療の環境は目まぐるしく変化しています。令和3年5月21日の第204回国会 において、「良質かつ適切な医療を効率的に提供する体制の確保を推進するための医療法等の一部を改正する法律」が成立し、医師の働き方改革に伴う臨床工学技士へのタスクシフト/シェアの観点から、臨床工学技士法が改正されました。これにより臨床工学技士の業務範囲は更に拡大されました。今後、医療現場におけるわれわれ臨床工学技士の役割は大きくなっていきます。その責務を果たしつつ、医療の多様化と社会的ニーズにも柔軟に対応し、医療機器のスペシャリストという専門的な立場から、良質な医療の提供ならびに地域の医療安全に貢献して参りたいと存じます。変わりゆく社会、環境の中、遅れることなく新しい時代を駆け抜けていくためにも、会員皆様方には変わらぬご支援・ご協力を何卒よろしくお願い申し上げます。

令和4年6月吉日